日誌 その41

初めて開放型のヘッドホン(前回散々ヘッドフォンって書いてましたが、
ヘッドホンが正しいようです。澪ホンです)を手に入れて、愛用してると
192KでエンコードしてたMP3が何となく物足りない。

言葉に出来るほど明確ではないけど、何か細かい部分が何か「変」。
それでもしばらくそのまま聴いてたのですが、聴く度にやはり何か
物足りない。靴の上から足を掻く感じと言うか。

なので試しにwavで抜き出したものと192kのMP3をプレイリストに
入れて聴いてみると確かに違う。

まずドラムの響きが違うのと、高音の伸び切る感じがカナリ違った。
なので数曲wavとMP3を用意して、ブラインドで聴いてみると9割の
確率でwavかそうでないかを当てれた。

更に試しで320kでエンコードして聴くと、そこまで差異は感じれ
なかったけど、今更320Kで再エンコードし直すのもなと。

しかしwavとなればファイルがMP3の10倍近くある、そこで直ぐに
Flacは浮かんだのだけど、音の正規化(調整)って出来たかなと。

プレイヤー側で平均化するのは普通になってるとどこかで見たけど、
まだこなれてない頃、ウォークマンの正規化の酷さの印象があった
ので、手持ちのファイルの時点で揃えておきたいなと。

そこで調べると簡単に出来ると、拍子抜けするくらいに。
なればMP3の3倍程度の容量で、可逆圧縮の音楽に出来るならFlacで
行くことに決めて、順次持ってるCDからFlacで再エンコードして
行きました。

因みに、僕が正規化に使ってるソフトは「xrecode II」って物です。
使い方はグーグれば幾つも出てくるので、割愛します。


で外出時はスマホ(Xperia)で聴くので問題ないのだけど、自宅は
何で聴くかしばらく色んなプレイヤーを試してみました。

それまではWinnap→AIMPで聴いてたのですが、AIMPがうちの環境
だと何故か稀にバグると言うかイコライザー切ってても、勝手に
エフェクト掛かってその度に設定やり直して使う羽目に。

面倒くさいのである時期はかのmedia goで聴いてたけど、音が悪い
って言うか色付けされてイライラするw。

で第一候補が「foobar2000」。

結構昔からある高性能で多機能な定評あるプレイヤーですが、インスト
してしばらく使ってみたけど、どうも馴染めない。

またAIMPに戻ってしばらく聴いてたけど、V4?にしたら曲間に特に
ランダムにしてると「プッ プッ プッ」と雑音が入る。
しかもイコライザー掛けると高音割れまくるので却下(あくまでうちの
環境下の話です)。

そんな中見つけたのが、今回の表題にもしてる「Music bee」。

方々で絶賛されてたので入れてみたけど、最初思ったのは使いにくい
なと。特に個人的にプレイリストが作りにくい。
iTuneほどとは行かなくてももう少しなんとか成らんかと思案してると、
他のプレイヤーのプレイリストをインポート出来ると。
なればスマホの管理はmedia goでやってるので、これでプレイリストを
作ってインポートして聴こうと。

しばらくはただプレイリストをインポートして聴いてたのですが、
とにかくMusic beeも多機能なので色々調べ弄ってると、

「wasapi」出力出来るのも大きな特徴だと知る。それまでDirectSounndだった
かな。
そんなに違うもんかねと半信半疑で出力方法を変えてみると、あくまでこれも
うちの環境の話ですけどね、笑けるくらい違った。

肝はWindowのサウンド出力もプレイヤー側も100%の音量で出力させて、
DAC(またはアンプ)で音量管理し、音量の再演算時の劣化を少しでも
回避し、排他的出力(だったかな?)させることで、他のWindows内で発生する
(出力される)音を排除して音楽に注力させる感じらしい(間違ってたらごめん
なさい^^;)。

事実プレイヤー実行中はユーチューブも自分が持ってる動画も一切プレイ
出来ないです。そもそも音出ないですしね。

音質が劇的に変わったと言うより凄く安心して聞ける音楽になった・・・
それが一番しっくりくる表現かも知れません。
Flacにしてもなんとなく苦手だった。激し目の曲やハイキーな曲調の曲が
安定して鳴ると言いますかね。


ここからは、よく聞く楽曲の中から特にK612と相性が良いなと思ってる物を
紹介していこうかなと思います。

まずは、

The Cardigansの「First Band on the Moon」

北欧ポップの代表的なグループで、90年台の後半はよく街でも「Carnival」や
「Lovefool」がよく流れてました。
個人的にはCarnivalが収録されてる「Life」より、夏の気怠い午後って感じの
こちらのアルバムが好きですし、K612はニーナの声をとってもキレイにまた
伸びやかに表現してくれます。

たぶんこの「First Band on the Moon」が人生で一番聴いてるアルバム
だと思います。MDの時代から聴きまくってますねw。


Russian Redの「Fuerteventura」です。

2011年だったか偶然深夜のテレビで見たトラック2「The Sun The Trees」の
古き良き70年台の雰囲気が気に入って、他の曲は試聴しないでアマゾンで
買いました。

いざ聴いてみると件の曲以外はどこか物寂しい欲が多くて、最初は失敗した
かなと思ったのですが、聴いてるとハマって特にこの季節は良く聴きます。

The Sun The Treesももちろん良いですが、個人的にはトラック14の
「Conquer The World」がなんとも言えない郷愁感があって好きです。

少し舌足らずな感じの声色ですが、K271よりK612のクリアな表現に
よりマッチする気がします。

余談ですが、ロシアの娘さんの様ですがスペイン人で、この1st以降は
ロックと言うか曲調がガラッと変わってネットで試聴したけど合わなかった
ので買ってません。1st程は売れなかったみたいですしね・・。


trainの「train」です。これも適当にユーチューブ流してたらプレイされて

偶然知ったアーティストだったのですが、最も有名な曲「Drops of Jupiter」が

収録されてるアルバムが買えなくて、次に評価良かったこのアルバムを買った

のだけど、K271で聴いてる時はあまり好きになれなかったのだけど、K612で
聴くようになったら好きになった感じです。

特にギターの音がキレイに鳴りますね。


SBK(スケボーキング)の「KILLING FIELD」です。

2001年の発売された時からずっと聴いてます。個人的には当時発売された
様々なアルバムでも唯一無二の名盤だと思ってます。

K271でもわもわ鳴ってた音が、K612でクリアになってより攻撃的になった
感じです。2008年に一旦休止した活動を復活させたけど、1年位で休止、
更に正式に解散したのは非常に残念。

また数年経ったのち、再評価されるアーティストな気がします。


独断で幾つか紹介しましたが、現時点で持ってる音楽ファイルの8割は
Flacへ移行しました。

レンタルや人に借りて、または貸したままで戻ってこなかったCDを
順次オークションやシングルなら配信で買って入れ替えてる感じです。

ただ非常に不満と言うか、この1,2年で大分マシになってきたけど、
未だにAACで売ってるサイトが多い。

一応320Kで売ってるの聴くに耐えないって事はないけど、最近CDで
買ったKICK THE CAN CREWの「住所」もどこの配信サイトもAAC
しか販売してなかったのでCDで買った感じです。

ハイレゾ対応機器持ってないのでハイレゾで無くても良いのだけど、
新しい曲はFlacで売って欲しいなと思いますね。

そのハイレゾも何曲か(LISAのRising Hopeとか)買ってみましたが、
当方の環境では普通のFlacと大きな差異は感じないですね。
対応してる機器を導入したら違うのでしょうが。とにかくハイレゾも
アニソンが多くて・・・それもありですけどね。


ようやく安定した音楽環境ですが、今後的には少し良いスピーカー、
狙ってるのはダリのスピーカーですが、それとDACも新しくしたいなと。

候補としてはmarantzの「HD-DAC1」ですかね。

特徴としてはソフトっていうかまろやかな音を出すみたいなので、
クリアで抜けが良すぎて聴き疲れする事が稀にあるのでもう少し
柔らかく鳴ってもいいかなと思ってるので。現在の中華DACはやっぱり
ちょっと力不足は否めないですしね。

それと買える内にK701は買っておこうかなと。

クリアさと高音の抜けはダントツらしいので、なればHD-DAC1との
相性はさらに良いと想像に難しくないですし。

まぁ、HD-DAC1の見た目も好みだってのが1番大きいのですけどねw。

格子力映像研究所 V9

またまた懲りずに復活 (゚∀゚)

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